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正岡子規を読む


正岡子規は日本の近代文学において、俳句と和歌を刷新した人物である。これらの伝統文学は徳川時代末期にはマンネリズムに陥り、清新な気を失っていたのであるが、子規はそれを甦らせるとともに、新しい時代の文学形式としての可能性をも拡大した。彼の業績は弟子たちを通じて、今日の短詩型文学を根底において規定し続けている。

正岡子規はまた随筆家としても類稀な才能を発揮した。晩年の三部作といわれる「墨汁一滴」、「仰臥満録」、「病床六尺」は、今日の読者をも魅了してやまない。そんな子規は、二十台のはじめに結核にかかり、それがもとで30歳を前にして病床生活を余儀なくされた。子規の生涯は病気との闘いだったのである。

筆者は子規をこよなく愛するものとして、この連載を通じて、子規の生涯と作品について読み解いていきたい。



正岡子規の少年時代:子規と松山
正岡子規の修行時代
子規と俳句
俳人蕪村:子規の蕪村評価
柿食へば鐘がなるなり法隆寺:子規の写生句
子規の病
子規と漱石
子規と鴎外:日清戦争への従軍
子規と和歌:歌よみに与ふる書
和歌の連作:「足たたば」と「われは」
子規自筆の墓碑銘
墨汁一滴:いのちの絶唱
仰臥漫録:正岡子規最晩年の日記
病床六尺:正岡子規の絶筆
痰一斗糸瓜の水も間にあはず:子規の最期



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