日本語と日本文化


南方熊楠の世界


南方熊楠は、柳田國男、折口信夫とともに日本民俗学の巨匠と言われている。この三人には著しい学風の相違がある。柳田國男は、事実を収集・比較し、そこから帰納的に結論を導き出すという実証的な方法を心掛けた。折口は、彼らしい直観からある仮説を立て、その仮説に基づいて事象を演繹的に説明するという観念的な方法を駆使した。南方熊楠の場合は、事象の森に踏みこみながら、事象相互間に認められる類似点を手掛かりに、事象から事象へと横への移動を繰り返し、いわば横断的に思考を展開するという方法を、該博な知識を駆使して展開した。類似を手掛かりに事象を結びつける方法を、隠喩的な方法といってよい。南方熊楠の思考方法は、この隠喩的思考ということができる。こういう思考方法は、熊楠に限らず、日本の思想家たちの一つの大きな特徴なのだが、南方熊楠にかかると、それが豪華絢爛な印象を、読む者に呼び起こす。南方熊楠の文章は、読み物としてもすばらしいのである。ここではそんな南方熊楠の業績を読み解いていきたい。



南方熊楠の履歴書
南方猥談:南方熊楠の履歴書
地球志向の比較学:鶴見和子の南方熊楠論
南方熊楠の神社合祀反対運動
南方曼荼羅

人柱の話:南方熊楠の世界
巨樹の翁の話:南方熊楠の世界
西暦九世紀の支那書に載せたるシンダレラ物語:南方熊楠の世界
猫一匹の力によって大富となりし人の話:南方熊楠の世界
燕石考:南方熊楠の世界
鷲石考:南方熊楠の世界

月下氷人:南方熊楠の近親婚論
摩羅考:南方熊楠の男根談義
婦女を姣童に代用せしこと:南方熊楠の鶏姦談義
南方熊楠の男色談義

南方熊楠とトーテミズム
虎に関する史話と民俗伝説:南方熊楠「十二支考」
兎に関する民俗と伝説:南方熊楠の「十二支考」
田原藤太龍宮入りの話:南方熊楠「十二支考」
鼠に関する民俗と信念:南方熊楠「十二支考」

南方熊楠の粘菌研究
南方熊楠の文章:中沢新一の熊楠論



  
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